ハナミズキの特徴として女性同士の絆を重要視しています。だからこそ上下関係を大事にし、年功序列を強く推奨しているのです。これは時代の流れとは完全に逆行しています。今の流行は個室完備、最低でも個室ブース、女性同士が顔を合わすことを最小限にし、プライバシーを尊重する流れです。なぜハナミズキはこの時代の流れに逆行し、プライバシーのかけらもない待機場で上下関係を厳しくし、年功序列を強く押し出しているのでしょうか。アメリカ軍と自衛隊の訓練には大きな違いがあります。アメリカ軍は訓練といっても厳密にはふるいにかけられる試験です。訓練までの間に必要な体力作りなんかは個々で済ませます。そして教官による補助が入った段階でその隊員は実戦では死んでいるとみなされるのでそこで除隊、以後の訓練はなしです。対して日本は誰かが失敗すると連帯責任だ、なんて腕立て伏せなんかさせられながらなんだかんだいっても全員がクリヤーできるまで訓練します。その訓練の強度は当然一番できない人間に合わせられます。一見無理そうに思える内容で、でも全員がクリヤー出来るだろうという強度に綿密に教官が調整します。だから教官はメチャクチャ大変です。さて、高いバーを設定し超えられたものだけで構成するアメリカ軍、なんだかんだいって全員が超えられるだろうなという高さにバーを設定して、失敗しても何度も何度も繰り返し、最終的に全員が協力して超えてきました、という自衛隊、戦ったら強いのはどちらだと思いますか。日米合同演習なんかで模擬戦闘がよく行われますが、圧倒的に自衛隊の方が強いのです。個々のクオリティーを重視するより仲間との絆を重視している方が個々の能力も結局高くなっているということです。
だからハナミズキでは女性同士の絆を大事にしているのです。でも、女性はそれぞれ生活してきた環境も、考え方も違います。そんな人たちが共存でき、さらに学ぶべきことは学ぶということが出来るようにするためには礼節が必要なのです。人間は放っておけば同じレベルの人同士で群れるものです。でも礼節を尽くせば自分よりはるかに上のレベルの人間とも交流が出来ます。だから売り上げが高い、すなわち店に一番貢献している女性に対してはわきまえと尊敬と畏敬の念を持って接することをよしとするようにしています。また、自分より長く生きてきた人に対しては敬意を示す年功序列を大事にしています。それが一見、時代錯誤のような環境にしている理由です。



