中東の情勢が不安定になりガソリン価格なんかが上がり大変なことになっています。イランの核武装をやめさせるためにという名目でアメリカとイスラエルは攻撃していますが、なんで攻撃に踏み切ったと思いますか。これは間違いなくイランが核を今は持っていないからです。北朝鮮があれだけ非難されても攻撃を受けないのは核を持っているからです。イラクの時もそうでした。大量破壊兵器を持っているからということでアメリカは攻撃しましたが、結局、何も出てきませんでした。「持っていると思ったんだけどな」なんてアメリカは言っていましたが、持ってないことを確信していたはずです。リビアのカダフィ大佐殺害の時はもっと手が込んでました。おそらく一時、リビアは持っていたのでしょう。「経済制裁も解除するし、援助もする。一緒に発展していこうよ」なんて近づいていってカダフィ大佐に「今、核を放棄したら英雄だ」なんて持ち上げて、国連で演説までさせてその気にさせて、いざ放棄したら殺害しました。歴史上、核兵器を持っている国が攻撃されたことはありません。北朝鮮が頑なに核兵器を放棄しないのはそのことをよく知っているからです。放棄した途端にカダフィ大佐の二の舞になることもよく分かっているので持たざる得ないのです。このことを分かっていたら、アメリカとイスラエルがイランを攻撃したということは、イランは何も持っていないとアメリカもイスラエルも確信していると分かるはずです。持ちそうになる前に潰しちゃえ、みたいなものでしょう。でも実際に紛争が始まり、世界的に混乱が広がっているのは事実です。そうなると悪いことばかりに思う人もいるかもしれませんがそうでもありません。もう亡くなりましたが、ピーター・ドラッカー氏が演説でよく言っていたことです。「世の中が混乱している時は新しい文化が花開く」ということです。1つの国においては政治が不安定な時に新たな流行が生まれる、世界レベルでは世界情勢が不安定になれば新たな文明が世界レベルで生まれる、というのです。確かにあまり仕事の出来ない足利さんが幕府やっていた時は政治は混乱していましたが安土桃山の文化が開花しました。ドラッカー氏も理由は分からないそうです。しかしデータを見ると新たな文明が生まれる時は世界が混乱していて、新たな文化が生まれる時は国が混乱しているのです。だから、数年前に民主党が政権を獲得し政治が混乱していた時にスマホが普及したり、コロナで世界が混乱した時にVRなどの仮想空間やAIが普及しました。またテレワークなど働き方の形も新たなものが生まれました。
そう考えると世界情勢が不安定だったり、政治が不安定な時は悪いことばかりではないのです。新しい文化や新しい流行が生まれているときなんだと明るく捉えた方が毎日明るく楽しく過ごせます。すなわち政治がしっかりしている時は世の中の仕組みがよりよく進化するんだと喜び、不安定な時は新しい流行や文化が生み出されているんだ、と喜んで過ごしたら、どちらに転んでも明るく、楽しく、発展的に過ごせることでしょう。



