入店した女性はいつか必ず退店する時がきます。円満の場合もあるし、私から通告して退店してもらう場合もあるでしょう。いずれにしても、いつか必ず退店する時がきます。その時に私はどんな場合であっても極力、女性が自分の意志で退店した、という形になるようにしています。ハナミズキが張られているレッテル、分からないほど私も馬鹿ではありません(笑)。ハナミズキはどう思われているのか。「日本一最低の客層で、どこの店でも働けない最底辺の女性が集まる店」そう思われていることでしょう。実際にはそんなことありません。客層は、まあ金にシビアな人は多いけど日本一最低の客層というわけではありません。まあ下の方というぐらい(笑)。そして女性は最底辺の女性かというと、下のレベルは確かに下です。底なしに(笑)。でも上のレベルは結構上です。だから、下のレベルばかりに目がいって「ハナミズキなら楽勝でトップになれるでしょう」なんて意気揚々と入店してきたものの、下のレベルの人達よりちょっと上、ぐらいになって「こんなはずじゃなかったんだけどな~」なんてことになることもあります。下のレベルも低いけど、実は上のレベルも高いのがハナミズキなんです(笑)。でも働いたことない人や実相を知らない人はそんなこと知らないので「客も女性も最低の店。それがハナミズキ」と思っています。そんな店で、クビになったはちょっとかわいそうです。だから自分から退店した、という形になるべくするようにしています。
これは日本人特有の感覚でしょうね。武士の死罪でも無理やり首をはねられる斬首より自分で一応けじめをつける形にする切腹の方が名誉あるという感覚に似ています。新しく入店する店からしても、すごい高級店で飛ぶ鳥をも落とす勢いの店ならば「クビになった」と言っても「あそこは厳しいですからねえ」と採用を見送るようなことはありませんが、「ハナミズキをクビになった」なんて言ったら「とんでもない人に違いない」と思うことでしょう(笑)。だからハナミズキを退店した後どこかの店に面接に行った時に「ハナミズキにおったけど、ちょっと合わかったです。」と堂々と言えて、面接に行った店の人も「でしょ~。ハナミズキは社長が頭おかしいからやめて正解ですよ。」なんて言ってその場が和やかに盛り上がれるようにする方が良いです。だからハナミズキでは退店してもらわないとどうしようもない状況でも極力、女性が自分からやめた形になるようにしています。ちなみにどんだけお膳立てしても空気を読んでくれず、やめると言ってくれないのでこちらからクビを通告した人は過去に2人だけです。



