私がずっと懇意にしている店で、東京の西荻窪にある「こけしや」というフランス料理店があります。建物の老朽化で5年以上閉めていて今年の6月にようやく再オープンしました。閉店する直前に行きました。もちろん相変わらず美味しかったです。まあ、昔を知っている人からしたら味は落ちていたみたいです。創業時はバラックでおんぼろの建物だったので味で勝負するしかなかった。だから客の雰囲気を見てソースの味付けも全部変えていたそうです。60年位前に新しい建物になってからは同じ料理は同じ味付け、となったので味が落ちたというのですが、それでも他の同業他社よりは美味しかったです。その「こけしや」が新装開店のため5年以上閉めるというので閉める直前に行ったのですがかくしゃくたるウェイターがテーブルのパンの粉なんかも払ってくれて洗練された雰囲気の中で美味しく頂きました。そして5年以上経ち再オープンしたというので焼き菓子でも取り寄せようかなと電話しました。そしたら衝撃の事実がありました。5年間閉めている間に5人もの従業員が亡くなったのです。5年前に行った時に洗練された動作でもてなしてくれたウェイターも調理の責任者も全員亡くなっていました。亡くなってもおかしくない年齢といえばそうなのですが、5年前には現役でバリバリ働いていた方達ばかりです。やはり人間、せなならないものがなくなると急激に衰えていくものです。親の介護なんかしている人は分かるかもしれませんが、迷惑かけまくりながらなんとか1人暮らしをしていた人が老人ホームに入ると急激にボケが進んで亡くなったり、亡くなりはしないけど生きる屍みたいになるものです。だから老人ホームを探すときはあまり手厚くないところ、職員の気が利かないところの方が良い(笑)。もしそうゆうところを探している人がいたら紹介します。究極に気が利かなくて、究極に職員の出来が悪くて、究極に面倒をみない施設、紹介できますから(笑)。
日本人男性の平均寿命は81歳ですが、これは81歳前後に亡くなる人が多いのではありません。男性の場合、退職後5年以内の死亡率が異常に高いのです。定年を65歳、その後嘱託で70歳ぐらいまで働くとして75歳までに死亡する割合が高い、逆に趣味であったり「せねばならないこと」が仕事を辞めた後もなくならない人は90歳になっても元気です。その2つが拮抗して平均寿命が81歳になっているのです。だから熟女店なんか特に「この歳になって働かないといけない自分が情けない」なんて思う人がいますが逆です。その歳になっても働かなければいけないから今の容姿が保てていると考えた方が良いです。そして「この歳からブレークは無理」なんてことはありません。人気のあるなしに容姿は大いに関係ありますが年齢は関係ありません。だから年齢がいっている人は若い人より準備運動がたくさん出来ているのだと自信を持って頂きたいと思います。



