
まず周囲の人です。風俗で働いている女性で精神疾患の人は多いです。その女性と一緒にいる周囲の人が心掛けないといけないことは自分が引きずられないということです。このようなことを書くと偏見だとか言う人もいますが、私の経験上、精神疾患はうつります。精神が病んでいる人の話を真剣に誠心誠意、自分のことのように聞いて、どこまでも寄り添うなんてことをすると自分も精神が病みます。よく精神科の医師で、どうみても精神が病んでいるような人がいますが、あれは真剣に取り組んだ結果、自分が精神疾患になっている状態です。周囲の人がまず心がけるのは自分がならないようにすることです。そのためには精神疾患の人間の話を真剣に聞かない。例えるなら走っている電車の窓から外の景色を眺める感じで聞くことです。そして「なんでそんな風に考えるのだろう」なんて深入りしない。病気だからそう考えるんだと割り切ってそれ以上追求しないという姿勢が自分を守るうえで大事です。
次に病んでいる本人です。やる気が出ない、気力がない。これを精神疾患のせいにしないこととです。やる気がない、気力がない、という状態をよく分析してみると結局は体の症状に起因します。どんな状態になっても全部体の問題として考えることです。やる気がないのは動く時に使う筋肉に力が入らないということです。だから筋トレをする。体が重い、特に精神疾患の人は両側の肩甲骨間が重だるくなりますので、そこが凝っていると考えてマッサージを受けに行く。つまり、全部体の問題として捉えてその症状に対処していくのです。そうすると体の症状が改善すると精神疾患も改善します。
最後に精神科にいくべきかどうかですが、基本的には一度、精神疾患の世界に行ったらこっちの世界には戻ってこれなくなります。精神科で処方する薬は依存性が高いものが多いからです。そして無理矢理やめようとすると反社会的なことをしたくなったりと離脱症と言われる状態になります。薬をやめるには専門医の指導の下、減薬していって最終的にやめると表向きには言うのですが、薬を出さないというのは非常に難しいです。まず薬も出さずに「治療してます」というのは書類上矛盾が多くなり保険請求上おかしいことになります。儲けも少なくなります。ですから、一度処方された薬はずっと処方される傾向にあります。その結果、こっちの世界に戻ってこれなくなります。そもそも精神科の待合室に「うつ病は心のかぜです」なんてパンフレットがよく置いてますが、風邪みたいに治った人、みたことありません。もうすでに精神科にかかっている人は断薬してくれる医師を探し、ちょっとずつ断薬していくしかないでしょう。それよりも冷たい言い方かもしれませんが、そうゆう人達と関わらない方が賢明です。それだけ解決するのは難しいということです。


