
もくもく系の仕事の経験が一回も無いくもやで。
ワイこう見えて結構ピュアな10代を過ごしてるから。
自分が風俗スタッフをやるなんて思って無かったわ。
いわゆる夜の世界とは無縁な人生やったけど、20歳手前でスナックのバイトしたのが足を突っ込んだ始まりかな。
そのスナックで酒を覚えて、ほんで大阪から東京へ出たんやな。
関東に来てからはいろんなアルバイトしたけど、当時はとにかく時給の良いバイトにと飛びついてたのを覚えてるわ。
そもそも身体使うバイトは苦手やったし、使える頭も無かったから、女性を接客する飲み屋で働き始めた。
俗に言うホストや。
先に書いたようにピュアボーイのワイやから、ホストっておば様とダンスしてお酒を飲むところと思ってたわ。
でも実際入ってみたらお客さんは若い女性ばっかりやったんや。
もちろんワイは一切売れっ子やなかったで。
めちゃお酒飲んで、ほんでガンガントークして、ランカーの先輩とそのお客さんに気に行ってもらってヘルプ指名をもらうホスト。
ヘルプ指名って言うのは女性の隣のメインの人や無くて前に座ってお酒を注いだりトークをして場を盛り上げるやつや。
ワイの居た店は1テーブルを15~20分で回るんや。
ほんで次のテーブルに移動するんやけど、気に入ってもらうとヘルプ指名を貰ってさらに20分とか延長で、その指名が本数掛ける1,000円貰えるんや。
毎月給料が平均二十数万のワイやったからな。
ヘルプ指名のお金でなんとか食いつないでたな。
まあ楽しかったけどな。
若かったし。
おもろい経験もいっぱい出来たわ。
ほんでや!
ホストクラブで働いててお客さんとして来た女性が風俗店で働いてたんやな。
正直それまでピュアボーイで知識不足のワイは風俗で働く女性にあんまり良いイメージは持ってなかった。
なんか特殊な女性が風俗で働くんやと思ってたから。
まあ偏ったテレビとか映画の見過ぎやったな。
綺麗な女性が多かったし、当時ワイって20代前半やけどそのワイより若い子もおったし。
風俗で働いてるけど純粋な子もいっぱいおったわ。
そんなワイも今や風俗スタッフ。
そしてこれからも。
ほな、また。