
圧倒的猫派のくもやで。
親戚のおばさんの家に行った時の話や。
このおばさんがワイのオカンのお姉さんで10くらい年が上のおばさんなんや。
だから孫も居るし、その孫も10代~20代まで結構な人数おる。
そのおばさんの家の屋根裏部屋?みたいなところに行く用時があって、そこに野良猫ちゃんが迷い込んどったんや。
キジトラ柄の野良猫ちゃんで、背中に目と口があったんや。
目と口って言ってもも実際の目と口や無く傷があってそう見えただけやとは思うねんけど、記憶が定かじゃないねん。
人慣れしてて触らせてくれるタイプの野良キジトラやってんけど、良く動画とかで喋る猫ちゃんみたいんなんが居るけど、その野良キジトラもそんな感じでワイに喋りかけて来たんや。
ワイにはしゃがれた声で
『みそあじのおにくがたべたいな~』って聞こえたんや。
だからワイは
『それは無理かもやけど、コンビニで金のだしカップ買ってきたろか?』って言い返したんや。
ほんだらその野良キジトラも
『は~い』って言ったんや。
だからワイはおばさんの孫娘のチャリを借りてコンビニに金のだしカップを買いに走ったんや。
で、金のだしカップを戻ってきたんやけど、おばさんの高校生くらいの孫がなんか小説の賞で入賞したかなんかで盛り上がってたんや。
ほんでワイ、その日はすっかり屋根裏の野良キジトラの事を忘れてしまってたんや。
だから金のだしカップをその野良キジトラに渡せんかったんや。
ただ、後日その野良キジトラと会う機会があって、その事を謝った後に聞いたんや。
『お前みたいに喋れる猫って珍しいとな?』って言ったんや。
そしたらその野良キジトラが言うんや。
『人間がそう思い込んでるだけで、猫は全部しゃべれるで』って。
ワイ思った。
はぇ~そうなんか。
思い込みって怖いなって。
あっ、コレ今日見た夢の話。
ほな、また!!