
〜沼川じゃない、虎川だ〜
地下帝国。
希望も未来もない、強制労働の日々。
だが…
その日常に、ふわりと異物が混ざった。
「……あの新人、誰だ?」
「なんかよぉ……“ぽちゃメガネひげ付き”……」
「しかもあいつ、昼メシの時間だけ異常にキラキラしてやがる…!」
そう、彼の名は――トラカワ。
静岡東部出身、元・デリヘル店員。
地下落ちしてきたが、意外と馴染んでいる。
「いや〜、地下って言っても涼しいし、湿気少ないから肌の調子いいんすよね〜」
「あと飯うめぇっす。やっぱ“制限された中でのメシ”って最高だに」
───
そんなある日。
班長・大槻の「地上メシツアー(外出)」に、なぜか便乗してきたトラカワ。
「……なんでいるんですか?」
「いや〜、たまたま外出券落ちてて(拾った)」
【昼メシ:回転寿司】
大槻「まずは…ブリ、だな……」
沼川「おおっ!脂のってそうっすね!」
トラカワ「……すいません、生しらす軍艦、5皿で」
\静岡かぶれ/
\絶妙に地味/
\でもちょいウマそう/
「……トラカワさん、あんた…“わかってる”な……」
その日、大槻は初めて「しらす軍艦」に手を出した。
───
地上メシを終えたあと、地下に戻る道中。
「トラカワさん、あんた……何者だよ」
「……俺? ただの地下メシ評論家っすよ🍚」
───
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デリヘルスタッフ 『トラカワ』 が、
あんな物語やこんな物語に 乱入?!
笑いあり、涙あり、まさかの展開も…!?
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毎週金曜日、お楽しみに!
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『沼津人妻花壇』
営業時間/10:00-翌5:00