「私、この前パチスロ初めて行ったんですよ!
それで2万円勝ちました♪」
こんなことを送迎中にお嬢さんが言ってきた。
もう私の心配性ドラムロールが鳴り響いた。
このお嬢さんは、この先パチ屋に入り浸らないだろうか?
打ったのはジャグらしいが、次はAT機とか打つのだろうか?
使っちゃいけないお金に手をださないだろうか?
ギャンブル依存症にならないだろうか?
こんな心配でいっぱいになある。
思い起こせば私も同じ状況だった。
初めてパチ屋に行ったのは16歳。
友達に「勝てば金が増えるぜ」の一言に乗っかってしまった。
当時は1.5号機のファイヤーバード。
初打ちで20k勝ち。
そこからパチスロ熱に火が付き、現在に至る。
あの日、あの時、あの場所で。と、小田和正よろしく
パチスロに出会ってなければ、間違いなく今の私は
満点パパになっていたに違いない。
私と同じ道を歩かせてはいけない。
このお嬢さんをパチから守らなくてはいけない。
私にはその責任がある。
行っちゃだめだ。
打っちゃだめだ。
と言おうとしたら、
「あんなうるさい所30分が限界じゃね?もーいかねぇし」とお嬢さんが言っていた。
バカを言え。
台に座ったら音量MAX。
光量をMAXにする事がパチスロの醍醐味だ。
BIGを揃えたら、
ボーナス中の音楽に合わせて踊る事こそ
優越感に浸れる瞬間だ。
パチスロのパの字もわかっちゃいない。
もう一回行って来いよ!
と、スロ狂バカ店長が小娘に言ってやりました泣
        
        
                                                
                                            


            
                  
      
  