
今日は、子供の頃におばあちゃんが作ってくれた「おにぎり」の思い出をお話ししたいと思います。
今でも忘れられない、あの味と優しさの記憶です。
僕が小学生だった頃、おばあちゃんは毎朝、僕のためにおにぎりを作ってくれていました。
学校に持っていくお弁当はもちろん、習い事の日や遠足のとき、そしてただの遊びに出かけるときにも、必ず「持って行きなさい」とおにぎりを渡してくれました。
具は決まって梅干しとおかか。
シンプルだけど、おばあちゃんの手で握られたおにぎりは、どんなお店のご飯よりも美味しく感じたものです。
ある日、僕は友達と遊ぶ約束をして、いつもより急いで家を飛び出しました。
おばあちゃんが「おにぎり持って行きなさい」と声をかけてくれたのですが、その日は「いいよ、いらん!」とつい言ってしまいました。
「今日は遊ぶだけだし、お腹もすいてないし」と思っていたのですが、夕方になってふとお腹が空いたとき、友達が持ってきていたお菓子を羨ましく思ったんです。
その瞬間、「ああ、やっぱりあのおにぎり持ってくればよかったな」と後悔しました。
家に帰ると、おばあちゃんが「おかえり」と笑顔で迎えてくれました。
そして、いつものように温かいご飯を用意してくれました。
僕は「おばあちゃん、今日のおにぎり、まだある?」と聞きました。
おばあちゃんは、「あるよ。食べるか?」と言って、朝作ったおにぎりをそっと出してくれました。
ちょっと固くなっていたけれど、それを一口食べた瞬間、なんだか泣きそうになりました。
ただのおにぎりなのに、なんでこんなに美味しいんだろう。
あの日のことを今でも思い出します。大人になった今なら、おばあちゃんが毎日おにぎりを作ってくれた理由が分かる気がします。
「お腹が空いて困らないように」「どこにいても安心して食べられるように」そんな気持ちを込めて、握ってくれていたんだと思います。
当時の僕は、その気持ちにちゃんと気づけていなかったけれど、今では、おばあちゃんのおにぎりがどれだけ愛情に溢れていたのかが分かります。
仕事でも、人と接するときに「相手のために何ができるか」を考えることが多いのですが、それはきっと、おばあちゃんが教えてくれたことなのかもしれません。
誰かを支えたり、ちょっとした気遣いができる人になりたい。
そんなふうに思いながら、今日も仕事をしています。
当店では、「人とのつながりを大切にしたい」「誰かのために働きたい」という方を歓迎しています。
おばあちゃんのおにぎりみたいに、誰かにとっての温かい存在になれる仕事を、一緒にしてみませんか?
気になった方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
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