
今日は、僕が子供の頃に経験した「初めてのおつかい」の思い出をお話しします。今思えば、おばあちゃんの優しさを改めて感じる出来事でした。
僕が5歳の頃、おばあちゃんに「今日は一人でおつかいに行ってみるか?」と言われました。
行き先は、家から歩いて5分ほどの小さな商店。
買うのはおばあちゃんの好きなお茶っ葉。
たったそれだけのことなのに、僕にとっては大冒険でした。
「大丈夫かな?」とドキドキしながらも、おばあちゃんは「ゆっくりでええけえ、気をつけてな」と優しく背中を押してくれました。
100円玉をぎゅっと握りしめながら歩く道は、いつもよりずっと長く感じました。途中、近所のおばちゃんが「どこ行くの?」と声をかけてくれて、「おばあちゃんのお使い!」とちょっと得意げに答えたのを覚えています。
商店に着くと、緊張しながら「お茶っ葉ください」と言いました。
お店のおじさんはニコニコしながら、「えらいなぁ、ちゃんとお使いできるんじゃな」と言って、お釣りと一緒に小さなお菓子をくれました。
帰り道、ポケットの中のお釣りとお菓子がカラカラ音を立てるのが、なんだか誇らしかったのを覚えています。
「僕、一人でお使いできた!」と、胸を張って家に向かいました。
でも、大人になってからおばあちゃんに聞いた話では、実は僕がちゃんと帰れるか心配で、後ろからこっそりついてきていたそうです。
「そりゃあ、初めてのおつかいじゃけえ、途中で泣き出したらいけんと思うてな。でも、よう頑張ったのう。」
当時の僕は、おばあちゃんが後ろから見守ってくれていたことなんて全然気づいていませんでした。
まるで、自分一人で大きなことをやり遂げたように思っていたけれど、実はすぐ後ろには、おばあちゃんがちゃんといてくれたんですよね。
仕事でも、こういうことってあるのかもしれません。
自分一人で頑張っていると思っていても、実は周りの誰かが見守ってくれていたり、支えてくれていたりする。
そんな「見えない優しさ」に気づける人間でありたいし、僕自身も誰かをさりげなく支えられる存在になりたいと思います。
当店では、「誰かの支えになりたい」「一緒に成長していきたい」という方を歓迎しています。僕たちと一緒に、新しい挑戦をしてみませんか?
気になった方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
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