お世話になっております。宮嶋です。
「スタッフが写メ日記を教えますよ!」
この表現、正直あまり好きじゃありません。
なんだか、偉そうですよね。
このまま話を進めると、
贅沢なひと時でウケる写メ日記【前提として、そもそもスタッフが写メ日記を教えるって何様なんですか編】
と同じ流れになってしまいそうなので、
今日はあくまで【基本編】として書かせていただきます。
■ 贅沢なひと時の写メ日記で、まずNGなこと
贅沢なひと時の写メ日記で、基本的にやってはいけないのが
「出来事の羅列」です。
○○しました。
そのあと○○しました。
最後に○○しました。
楽しかったです。
……これ、NGです。
写メ日記は、たくさんのことを書く必要はありません。
むしろ、一つで充分です。
大切なのは、
・それをしてどう感じたか
・どんな思い出と結びついているか
・自分の中で、どんな影響があったか
こうした人間性の中身が見える部分です。
■ なぜそれが大事なのか
改めてになりますが、贅沢なひと時は
「内面性の美しさ」をテーマにしたお店です。
であれば、内面が伝わらない日記を書いても、集客には繋がりません。
■ 例:ダメな日記(スタバの宣伝になっている)
昨日はスタバに行きました。
ダークモカチップフラペチーノを飲みました。
ホイップ多めにしてもらいました。
美味しかったです。
出勤お待ちしております。
これはもう、スターバックスの宣伝ですよね。
写メ日記は「日記」ですが、本質は広告です。
日記という媒介を使った、自分自身の広告。
では、同じ「スタバ」をテーマにするなら、どう書けばいいのか。
一例として、こんな感じです。
■ 例文(スタバをテーマにした写メ日記)
昨日はスタバに行きました。
スタバって、身近にあるのに、実はあんまり行く機会がなくて。
私の中ではずっと
「都会でオシャレな人が行く場所」
っていうイメージなんですよね。
仕事ができそうな人たちが、MacBookを開きながらコーヒーを飲んでいて。
その横を、私は少しだけ背筋を伸ばして通り過ぎる、みたいな。
そもそも、私の地元にはスタバがありませんでした。
コメダ珈琲ならありましたけどね。笑
小学生の頃、はじめて東京に来た時のことを、なぜか今でもよく覚えています。
高速バスの窓から見えた新宿の街。
高いビルが並んでいて、その中にあったスターバックス。
「あ、これが東京か」
って、妙に大人になった気がしたのを覚えています。
たぶん、その時の印象が強くて、今でも私の中では
スタバ=都会的
っていうイメージが残っているんだと思います。
東京で暮らし始めて、気づけばもう●年。
街には慣れたつもりですが、正直、今でも
「スタバが似合うか?」
と聞かれると、ちょっと怪しいです。
何せ、昨日頼んだのも
ダークモカチップフラペチーノ。
しかもホイップ多め。
ブラックコーヒーやエスプレッソには、まだ手を出せません。笑
でも、そんな自分も嫌いじゃなくて。
無理に背伸びをしないで、
「これが好き」って言えるのも、案外、大人なのかもしれないな、
なんて思いながら飲んでいました。
スタバの席で、少しだけ昔の自分を思い出して、
少しだけ今の自分を肯定できた、そんな時間でした。
■ 贅沢なひと時でウケる理由
ポイントは、品とユーモアです。
贅沢なひと時は高級店で、
お客様はどちらかというと真面目で知的な方が多いです。
会社の役職者、医師、芸術分野、IT関連など。
難しい言葉を使う必要はありません。
知識をひけらかす必要もありません。
「どんな人なんだろう?」
「優しそうな人だな」
「温かそうだな」
そう思ってもらえたら、それだけで一歩リードです。
その上で、ユーモアでも、知性でも、
おっちょこちょいさでも、一生懸命さでもいい。
本人の良さを、そっとにじませる。
これが、贅沢なひと時で結果を出せる写メ日記の基本です。
■ 最後に
別に、ChatGPTを使ってもいいと思います。
適当に話を作ってもらうためではなく、
自分の考えを言語化するために使う。
誤解を生みそうな表現を整えたり、
ネガティブな印象をやわらげたり。
そういう使い方なら、むしろ味方になってくれるツールです。
そんな話をしながら、今日も事務所で
ゆるっと宮嶋塾を開催していました。
写メ日記は、上手く書こうとしなくていい。
「人として、どう在りたいか。」
それが伝われば、ちゃんと届く相手には、ちゃんと届きます。
それを、一緒に考えていけたらいいな、と思っています。
検討中
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