求人担当の神谷です。
風俗で切っても切り離せない問題の一つは臭い問題です。
私は友人（男性）やお客様から恐ろしい話を聞いたことがあります。私の友人が女性を呼んで、乳首を舐めようとしたらタバコ臭がして、しかもその女性は非喫煙者だったと。つまり、そのタバコの臭いは他の誰かが乳房を舐めまわした後、シャワーでよく流さなかったか、流しきれなかったのか…。
また、お客様から聞いたのは、女性のお腹や股辺りから精子の臭いがしたことがあると。しかも、そういう事が間々あると。
その状況で男性がサービスを楽しむことはできないだろうと思います。もちろんリピートもしないでしょう。
女性はお腹や股などは接客後と接客前と、2回ともよく洗うと信じたいので、割と見過ごしがちなところです。耳や首の後ろなどはよく洗った方がいいかと思います。舐められた時は入念に洗わなければなりませんが、髪はなるべく濡らしたくないと思いますので、丁寧に洗うとよいですね。
お客様だけではなく、女性も接客していると男性の臭いに大変苦しみます。女性は男性の1.5倍の嗅細胞を持っていて、嫌悪感のある臭いの男性と性交渉をするのはとても辛いのです。
思春期の娘が父親のことを臭いと感じ、その嫌悪感は洗濯物を一緒に洗わないでほしい、父親が食卓にいるだけで食欲がなくなる、ということが起きるほど強烈です。
それは何故かというと、女性として子を産める体になった時に、DNAが近い父親と性交渉に至ることを本能的に拒絶するからだと言われています。
父親はさておき、女性の嗅細胞はどの男性と性交渉をして、その結果が望ましいものであるかを判断する為にとても重要な役割を担っています。
男性も女性ほどではありませんが臭いに対する本能的な好き嫌いを持っています。
私が現役の頃辿り着いた結論としましては、限りなく無臭、ボディソープや洗濯洗剤程度の香りにとどめる、というものです。
これが多くの男性を接客する上で最も大きなセーフゾーンであると思い至りました。
稀に、臭いと興奮するという趣味のお客様がいらして、私は徹底的に臭いを排除していたので、「なぜそんなに無臭なの！」と残念がられたことがありますが、そのようなレアな趣味の方をカバーする為に接客用の体を作っているわけではないのですから当然です。
そのような趣味の方には残念がられてしまいましたが、私は自分の対策が効果的だったと再確認できる良い機会でした。
男性も女性も、相手とDNAがどれくらい遠いのか、遺伝子レベルで望ましい相手かどうかなど知る由もないわけですから、できる限り臭いに気を遣った方が相手によく思ってもらえる率を高められます。
モテ術などで臭いのはマナー違反と言われるのは、つまりはそういうことで、いつも清潔に良い匂いにしておいた方が多数からモテるに決まっているわけです。
女性が接客する時、臭いの強いお客様がいらした時の対策ですが、徹底的に洗って、リステリンでうがいをしていただくことをおすすめします。
洗う時にまるで汚物を洗っているかのように無心で洗っていると、お客様は「俺のこと汚いと思っているのかな？」と感じますので、実際そのような時は汚いと思っている場合が多いかと思いますが、笑、接客業ですからこちらの本心を悟られずに洗う必要があります。
性的な感じで、体を使いながら、前戯の意味合いも含めて、しっかり洗うとよいです。それでも臭かったらそれはもう、自分の洗い方が不十分だったと考えるくらい、自分の接客を楽にするために心掛けるとよいです。
私がうがいにリステリンを推奨するのは、風俗で使われているイソジンに殺菌効果はほぼなく、臭いを取るわけでもなく、私からすれば何の為にあるのかよく分からないのが一つです。
意外かと思いますが、リステリンは淋病の治療薬として1800年代に開発され、当時は効果の立証に至らず淋病の治療薬として販売できなかった為に、口腔洗浄薬として販売されたのが始まりです。近年、淋菌への効果も証明されました。病気の予防になり、口臭も和らげるのでとても便利です。
風俗従事者だけではなく、風俗利用者だけでもなく、異性に好印象を持ってもらいたい方は臭い対策を怠らない事が大切だと思います。
みなさんよい性生活を。
