朝の通勤途中、いつも目に入る自動販売機があります
特別喉が渇いているわけでもないのに、なんとなくボタンを押してしまう日があります
コインが落ちるチャリンという音
ガコン、と重い音を立てて転がり出てくるアルミ缶
取り出し口に手を伸ばすと、冬なら指先をじんわり温めてくれるし、夏なら生き返るような冷たさをくれる
僕たちが何気なく買っているこの1本の缶の中には飲料メーカーの開発者たちが何年もかけて調整した
1ミリグラム単位のブレンドが詰まっている
そう考えるとただの150円の缶コーヒーが急に特別なものに思えてくるから不思議です
劇的な出来事なんて毎日起きない
それでも、手のひらに伝わる温かさや冷たさだけで、今日という日が少しだけマシなものに思えたりする
そんな、なんてことのない日常の1コマでした
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