心当たりありませんか?
秘花京橋店の夏です!
突然ですが、こんな経験はありませんか?
・仕事でひとつミスをしただけで「もう全部ダメだ」と感じてしまった
・「完璧にできないなら、やらないほうがいい」と思って行動できなかった
・ちょっとした一言で「あの人は私のことが嫌いなんだ」と決めつけてしまった
こういう思考パターン、心理学では「白黒思考」と呼ばれています。 別名「全か無か思考」とも言われるもので、物事を「完全に良い」か「完全に悪い」かの二択でしか捉えられない状態のことです。
実はこれ、特別な人にだけある癖じゃなくて、誰の中にも多かれ少なかれあるものなんですよね。 脳って、情報処理を楽にするために「シンプルに分類しよう」とする性質があるので、ある意味では自然な反応でもあります。
日常のちょっとしたシーンで考えてみます。
たとえば、お客様からの反応が薄かった日。「今日は全然ダメだった」と落ち込む。でも実際には、8割の時間はうまくいっていたりする。それでも「ダメだった一瞬」だけが頭に残って、全体を塗り替えてしまう。
これが白黒思考の怖いところで、「グレーゾーン」が見えなくなってしまうんです。 現実のほとんどのことって、白でも黒でもなく、その間のグレーのどこかにあるはずなのに。
これは他者への視線にも影響します。
「この人は良い人か、悪い人か」。「この人は味方か、敵か」。 こういう二択で人を判断し始めると、ちょっとした言動で「やっぱりダメな人だ」となってしまったり、逆に理想化しすぎて裏切られたと感じたりしやすくなる。
人間関係がしんどくなる原因のひとつって、実はここにあったりするんです。
難しいことをする必要はなくて、まず「あ、今自分0か100かで考えてるな」と気づくことが第一歩です。
気づいたら、こう問い直してみる。
「今日、うまくいったことは本当にゼロだったか?」
「あの人のすべてがダメなのか、それとも今回のこの部分だけが気になったのか?」
「もし友人が同じ状況だったら、自分はどうアドバイスするか?」
この「問い直し」の習慣が、少しずつ思考を柔らかくしてくれます。 認知行動療法(CBT)でも、このアプローチは核心のひとつとして使われています。
完璧にグレーで考えられるようになることが目標じゃなくて、「あ、また白黒になってた」と自分を客観視できるようになること。それだけで、かなり楽になれると思います。
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