こんばんは!
秘花京橋店の夏です!
「これでよかったんだ」と
自分に言い聞かせていませんか?
ダイエット中なのに、なぜかケーキを食べてしまった。
そのあと「まあ今日くらいいっか」「チートデイってやつやな」って思った経験、ありませんか。
これ、意志が弱いとかじゃなくて、脳が自分を守るために自動でやっていることなんです。
認知的不協和とは?
心理学者レオン・フェスティンガーが提唱した理論で、こういうものです。
人は自分の「信念・価値観」と「実際の行動」が矛盾したとき、
強い不快感(=不協和)を感じる。
そしてその不快感を解消するために、無意識に「言い訳」を作り出す。
ケーキの例で言えば、「ダイエット中」という信念と「ケーキを食べた」という行動が矛盾しています。
その矛盾が不快だから、脳が「チートデイだから大丈夫」という言い訳を自動生成して、不快感を消そうとするわけです。
日常のあちこちにあります
・タバコを吸いながら「ストレス解消になるから健康にいい」と思う。
・遅刻が多いのに「自分は時間にルーズなんじゃなくて、自由人なだけ」と思う。
・好きな人に冷たくされているのに「ツンデレなだけ、本当は好きなはず」と思い続ける。
・高い買い物をしたあと「これは投資だから」と正当化する。
どれも「行動を変える」のではなく、「考え方を変えて矛盾をなかったことにする」パターンです。
思い当たること、ありませんか?
なぜ「行動」じゃなく「考え方」を変えるのか
行動を変えるのはエネルギーが要ります。
でも考え方を変えるのは、脳の中だけで完結できる。
だから脳は楽なほうを選ぶ。
「ケーキをやめる」より「チートデイということにする」のほうが圧倒的に楽だから、そっちを選んでしまう。
これも、意志の問題じゃなくて脳の省エネ機能です。
じゃあ、どうすればいい?
まず、自分が言い訳を作っているときに気づけるかどうか、がすべてです。
「あ、今自分は矛盾を正当化しようとしているな」と気づいた瞬間、選択肢が生まれます。
このままスルーして言い訳を採用するか。
それとも、正直に「これは言い訳だな」と認めて、次どうするかを考えるか。
大事なのは、言い訳に気づいたあとに自分を責めないことです。
脳が自動でやっていることだから、気づけただけで十分えらい。
「チートデイにしてしまったな、明日からまた頑張ろう」でいい。
「どうせ自分はダメだ」まで持っていかなくていい。
認知的不協和を逆に使う
実はこれ、うまく使うこともできます。
たとえば、やる気がないときでもとりあえず行動だけ先に起こす、という方法です。
「走りたくないけど、とりあえずシューズだけ履いてみる」。
シューズを履いた自分と「走らない」という行動が矛盾するので、脳が「じゃあ少しだけ走ろうか」と動き始める。
気持ちが先じゃなくていい。
行動が先で、気持ちはあとからついてくる。
これが認知的不協和の上手な使い方です。
ちなみにこれ、「作業興奮」という脳科学の考え方とも通じています。
やる気があるから動くんじゃなくて、動くからやる気が出る。
メカニズムは違いますが、「行動が先、気持ちはあと」という結論は同じです。
作業興奮についてはまた別の機会に詳しく書こうと思います。
最後に
「これでよかったんだ」と自分に言い聞かせているとき、
それは弱さじゃなくて脳が一生懸命自分を守ろうとしているサインです。
ただ、その言い訳に乗っかり続けると、
少しずつ本当に変わりたいところから遠ざかっていく。
気づいたときに、正直に「これは言い訳だな」と認められる人が、
じわじわと自分を変えていける人だと思います。
それでは!!
本日もお疲れ様です!!
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