こんばんは!
秘花京橋店の夏です!
「嫌いな上司に言われる前に」が、あなたを成長させている。
仕事をしていると、こんな経験ありませんか?
別に好きでもない仕事なのに、気がついたらものすごいスピードでこなしていた、なんてこと。
「早くやらないとまたあの人にねちねち言われる……」
そんな気持ちが原動力になっていたりして。
正直に言うと、ちょっと複雑な気持ちになりますよね。
「自分って、結局怒られたくないだけで動いてるの?」って。
でも今日は、その「ちょっと情けない気がする動機」が、
実はすごく合理的だよ、という話をしたいと思います。
「回避動機」って何?
心理学では、人間の行動の動機を大きく2つに分けて考えます。
ひとつは「接近動機」。
「褒められたい」「認められたい」「楽しみたい」など、
何かいいものに近づこうとする力です。
もうひとつが今日のテーマ、「回避動機」。
「怒られたくない」「恥をかきたくない」
「面倒なことになりたくない」など、嫌なことから逃げようとする力です。
ポジティブな接近動機に比べて、回避動機ってなんか"後ろ向き"に見えますよね。
でもこれ、エンジンとしての出力はかなり強力なんです。
「嫌いな上司」は最強の燃料だった
嫌いな上司にぐちぐち言われるのが嫌で、
先に仕事を片づけておく。
これ、回避動機の典型的な使い方です。
面白いのは、このとき人間の脳は「どうすれば叱られないか」を必死で考えるということ。
段取りを考える、優先順位をつける、
効率を工夫する――そうやって頭をフル回転させた結果、
仕事のスピードと質が上がっていく。
つまり「嫌いな上司がいる環境」が、結果的に自分のスキルを引き上げていた、ということになるんです。
本人は「あの人のせいでストレスが溜まる」と感じているかもしれない。
でも客観的に見ると、その人が「ペースメーカー」として機能していたりします。
動機の「質」より「量」で考える
「本当は内発的な動機で動けるのが理想だ」という話をよく聞きます。
好きだから、楽しいから、成長したいから動く――それは確かに美しい。
でも現実問題、いつもそんなにモチベーションが高い状態でいられる人間なんてほぼいません。
仕事なんて、正直しんどい日の方が多かったりします。
だとすれば、「回避動機でもいいから動く」というのは、
全然悪いことじゃない。
動機がきれいかどうかより、実際に動いた結果として何が積み上がったか、
の方がずっと大事です。
「怒られたくなくてやった仕事」でも、
その仕事を通じて身についたスキルは本物です。
動機は消えても、能力は残る。
「あの上司のおかげで」と言える日が来るかもしれない
僕の話をすると、昔ほんとうに苦手な先輩がいました。
細かいことをいちいち指摘してくる人で、
一緒にいるだけで消耗するタイプ。
でも今思い返すと、その人に言われたくなくて先手を打ち続けた期間が、
いちばん仕事の段取りを覚えた時期でした。
苦手な人を遠ざけようとした行動が、結果的に自分を鍛えていた。
感謝はしていません(笑)。
でも、あの環境が自分に与えたものはあった、とは思っています。
まとめ
「嫌いな人に言われる前に終わらせよう」という気持ち、恥じる必要はまったくありません。
それは回避動機という、人間が本来持っている自然なエンジンです。
大事なのは、その動機が何を生み出しているかを少し意識してみること。
「あの人のせいでイライラした日」が、実は「自分が一番成長した日」だったりするかもしれません。
動機の綺麗さより、動いた結果。
「なんで頑張ったか」より、「頑張って何が残ったか」の方が、人生においてずっと大切だと僕は思います。
検討中
マイページ






ページのトップへ