映画「男たちの大和」のワンシーンですが、敵機が接近しているのがレーダーが捉え、だいたいこれぐらいの時に敵に遭遇するな、と分かった段階の時、反町演じる厨房の人が「敵が来る前に飯を配り終えるぞ~」と言って急いでおにぎりを配るシーンがあります。これ見て「後で良くない?」と思いません?このシーンはは実話ですが、なぜ急いで飯を作ったのでしょう。最後の一食になるかもしれないでしょうか。史実をみるとそうではないです。その日の晩御飯もすでに決まってましたから。そもそも戦闘前に飯食べない方が本当は良いです。なぜなら負傷して緊急手術を受ける可能性もあるでしょう。その時は空腹の方が良いのです。競馬でも馬に乗る前の晩からジョッキーは食事を摂りません。それは落馬して負傷した際に開腹手術をやりやすくするためです。当時もこんなことは知ってました。ではなぜ、飯を作るのをあそこまで急いだのでしょうか。答えは単純です。この時間に飯を出すと決められてたからです。日本人は決められた規則、特に文章でそれが明記してある場合、なにがなんでも守ろうとします。その日本人の特徴があのシーンに表れているのです。冷静に考えたら「飯作るの今じゃなくていいでしょ」となるのですが、その時間は飯の時間と決められているから作る人も必死に作り、食べる人も必死に食べるのです。日本人にとっては当たり前ですが、文章で交わされた約束をきちんと守るのは当たり前ではありません。中国なんかは交わした文章があっても平気で変更させようとします。中国からしたら約束した後に交渉するのは当然の権利と考えてます。だから雇用契約を結んだ直後に給与交渉を当然のごとくするのです。韓国なんかは契約をした後に契約書を変更してそれに再度署名を求めます。これは中国や韓国が非常識というわけではないのです。それぞれの特徴というだけです。日本は交わされた契約は守るのが当たり前。だから戦争末期にソ連が攻めてくるだろうと分かっても不可侵条約があるから攻撃されるまでは手を出さなかったのです。
日本人の特徴がこうなので日本人同士の場合は文章で約束を交わすと反故にされることはまずありません。ハナミズキでも入店の際に書類に記載してもらいますが、そういった側面があるためにお互いのため文章に残しているのです。



