この仕事をしていると、
必ず出てくる。
「このお客様、ちょっと苦手です…」
これは、別に悪い事じゃない。
むしろ普通。
人間だもの泣
話しやすい人もいれば、
何となく空気が合わない人もいる。
これはもう、
どこの世界でも同じ。
だが、
真面目なお嬢さんほど
ここで悩み始める。
「私の接客が悪かったのかな…」
「もっと頑張れば好きになってもらえたかな…」
違う。
まず覚えておいてほしい。
「全員に好かれる人間なんていない」
いいか。
人気嬢ってのは、
全員に好かれている訳じゃない。
「合う人に強く支持されている」
これなんだ。
だから、
無理に全員へ100点を取ろうとすると
確実に病むし、疲れる。
もちろん、
接客業だから最低限の礼儀や気遣いは必要。
だが、
苦手なお客様にまで
無理して感情を削る必要はない。
この仕事、
優しいお嬢さんほど危ない。
「嫌われたくない」
「期待に応えなきゃ」
そう思いすぎて、
全部抱え込んでしまう。
だがな、
相性ってのは確実にある。
全員と仲良くなれる人間なんていない。
だから私は、
お嬢さん達によく言う。
「息の合うお客様を大事にすればいい」
無理して全方向へ頑張るより、
ちゃんと自分を気に入ってくれるお客様を
大切にした方が、
結果的に長く安定する。
人気ってのは、
万人受けだけじゃ作れない。
「この子がいい」
そう思ってくれる人を
少しずつ増やしていく。
これが本当の積み重ね。
そしてもうひとつ。
苦手なお客様がいるからこそ、
自分に合うお客様のありがたさもわかる。
だから、
全部を完璧にこなそうとしなくていい。
全員に好かれようとするな。
それくらいでいい泣



