昔は良かったよね、と言うと決まって
懐古趣味だ!とか、今を見ろ!なんて言葉が返ってきます
でも、最近ふと思うんですがあの頃の泥臭くてひりつくような人間味を懐かしむのは
決して後ろ向きなことじゃないんじゃないかと
今では何でもスマートで、効率的で、正解がすぐに見つかる時代です
でも、その分何かに必死に食らいついたり剝き出しの感情をぶつけあったりする機会はどんどん減っている気がします
あの頃、僕たちが夢中になったものには体温がありました
不器用で、無駄が多くて、時に間違いだらけでしたが間違いなく生きているという確かな手ごたえがありました
昔は良かったと口にする時、僕たちが本当に懐かしんでいるのは
過去そのものではなく、あの頃の自分が持っていた「熱」なのだと思います
今の洗練された世の中に、あの頃の泥臭さを少しだけ混ぜてみる
効率の良さよりも、自分の心が動く方を優先してみる
それは今の時代をより人間らしく生きるための一つの知恵のような気がします
失われたものを嘆くのではなく、あの熱量を今の自分にどう取り戻すか
そう考えれば
「昔は良かった」
という言葉はこれからを面白くするためのヒントに変わるはずです
検討中
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