バスケットボールに携わった事のある人なら
知らない人はいないだろう。
能代工業。
高校バスケ界において、
「最強」の名を欲しいままにした名門。
あの『スラムダンク』に出てくる
山王工業のモデルになったとも言われる学校だ。
もう名前だけで強い。
この能代工業のバスケ部には、
伝説と言われる「公開練習」がある。
約3時間。
YouTubeでも観ることができるのだが、
まぁ凄い。
何が凄いって、
派手なダンクをバンバン決めるわけでもない。
ノールックパスで観客を沸かせるわけでもない。
やっている事は、基礎。
ひたすら基礎。
徹底的に基礎。
走る。
止まる。
構える。
声を出す。
パスを出す。
受ける。
動く。
合わせる。
それを何度も何度も繰り返す。
身体に染み込むまで叩き込む。
全員が同じ基準で動く。
全員が同じ温度で声を出す。
全員が同じ意識で練習している。
これがまぁ、カッコイイ。
練習だけで客を集められる。
そんな学校はこの能代だけだろう。
普通、練習なんて地味なものだ。
見てる側からすれば退屈なはずだ。
ところが能代の練習は違う。
気迫がある。
空気が張り詰めている。
ひとつひとつの動きに意味がある。
「強いチームってこういう事なんだ」
そう思わされる。
結局、強いチームは基礎を大事にしている。
これはバスケだけじゃない。
仕事も同じだ。
挨拶。
時間。
言葉遣い。
清潔感。
連絡。
報告。
気配り。
約束を守る。
こういう当たり前のことを、
当たり前にできる人間が強い。
なのに最近は、
この基礎をすっ飛ばして
「個性が大事」
「自由にやりたい」
「自分らしくいたい」
なんて言うお子ちゃまが増えすぎた泣
いやいや。
個性は大事だ。
自由も悪くない。
自分らしさも否定しない。
だが
基礎がない奴の個性なんて、
ただのクセ。
基礎がない奴の自由なんて、
ただのワガママ。
基礎がない奴の自分らしさなんて、
ただの手抜き。
まずは型。
まずは反復。
まずは徹底。
そこからだ。
基礎ができているから、
応用が効く。
土台があるから、
上に積める。
基礎が出来てないって事は
基礎工事もしてない土地に
タワマン建てるようなものだ泣
この仕事も同じ。
見た目が良い。
キャラがある。
雰囲気がある。
それは武器になる。
だが、基礎がなければ続かない。
お客様への礼儀。
待ち合わせの意識。
清潔感。
言葉遣い。
相手を思う姿勢。
また会いたいと思わせる空気。
基礎がしっかりしている女性は強い。
そこにビジュアルが乗る。
そこに色気が乗る。
そこに会話力が乗る。
そこに自分だけの魅力が乗る。
これが一番強い。
基礎の上にスキル。
基礎の上に個性。
基礎の上に色気。
この順番を間違えるなという話だ。
能代工業が教えてくれているのは、
特別な才能だけが勝つ世界ではないという事。
強さは、
地味な反復の中にある。
上手さは、
当たり前の積み重ねの中にある。
結果は、
基礎を疎かにしなかった人間にだけついてくる。
だから私は思う。
派手な事を覚える前に、
まず基礎をやれ。
自由を語る前に、
まず型を覚えろ。
個性を出す前に、
まず当たり前を揃えろ。
基礎を舐めた奴は、
必ずどこかで崩れる。
基礎を積んだ奴は、
必ずどこかで伸びる。
これだけは間違いない。
やっぱり強いチームは、
強くなる前から強い練習をしている。
そして強い人間は、
売れる前から売れる準備をしている。
基礎が一番重要です。
疎かにしたら、
すぐに崩れる。
その基礎の上に、
スキルを上乗せできたら最高。
結局、勝つ奴はそこを逃げない。
地味なことを、地味なまま終わらせない。
だから強い。
ちゃんと基礎やろう泣



