前回予告した通り私が中元や歳暮でなぜ原了郭のご香煎をよく選ぶのかを解説します。この解説の前に早速、爆サイ民は期待通りの反応をしてくれました。「原了郭のご香煎だって。意識だけ高いわ」なんて書かれています。これは原了郭のご香煎がどんなものなのか実物を見たことも調べたこともない何よりの証拠です。知らないのに知っているように騒ぐ、まさに爆サイ民の真骨頂です。本当に期待通りの反応をしてくれました。馬鹿って本当に扱いやすくて好きです(笑)。原了郭のご香煎、この名前だけでなんかすごいもののような気がするでしょう。実は、原了郭のご香煎、そんなにたいしたものではありません。原了郭は皇室御用達で確かに老舗です。しかし、そもそもご香煎というもの自体、お茶が高価で気軽に出せないから代わりに出していたものです。つまりお茶より安価です。お湯に溶かして飲むのですが、なんか良い香りのお湯です。何が入っているかは企業秘密ですが七味唐辛子を作っていることから考えるとおそらく七味唐辛子から唐辛子を抜いたものがベースではないかと思います。味もそれっぽい感じです。そして値段ですが袋入りだと税込み¥378、桐の容器に入っているものだと税込み¥1210、お中元なんかに袋はカッコ悪いので桐容器をいつも選びますが、それでも¥1210です。ゴディバのチョコレートよりはるかに安いです(笑)。でも「原了郭」という名前、「皇室御用達」というラベル、「ご香煎」という聞いた事ないようなすごそうな名前、それらがそろってものすごい高価なものだと勝手に勘違いしてくれるのです。調べもせず名前だけ聞いて判断する爆サイ民がそれだけですごいものだと勘違いするように、もらった人も見た目と名前でものすごい高価なものに違いないと思ってくれます。これが誰もが知っているゴディバのチョコレートとか、定番のハムなんかだともらった瞬間に大体いくらか想像出来てしまいます。「コイツは丸大ハムのこれだから○○円ぐらいだな」とか「コイツは三田屋だからちょっと高いな。でもドレッシングケチるなよ。あれが美味いのに」みたいな感じです(笑)。だから私は原了郭のご香煎なんです。誰も聞いたことがないでしょうから。
次に、中元や歳暮なんかの贈り物も見た目が重要です。どんなに良いものでも見た目がしょぼいとそれだけで大したことないものだと思われます。例えば、愛媛のじゃこ天って手間暇かかって美味いですが高級品はものすごく高価です。でも包装が雑なんです。桐の箱に丁寧に並べられたじゃこ天って見たことありません。袋にガサって保冷剤と一緒に入ってる、みたいな感じです。それをもらった人、まさか、ものすごい高価なものだとは思いませんよ。実際にはさつま揚げなんかよりはるかに高価です。しかし桐の箱に丁寧に詰められたさつま揚げの方を豪華な贈り物だと捉えてしまいます。その点、原了郭の入れ物、豪華です。気品高くてゴディバよりもはるかに安いなんて微塵も感じさせません。それだけにもらった時のインパクトも大きいのです。「ものすごいものを頂いた」誰もがそう思うはずです。実際にはお客様が払う指名料¥1000にちょっと毛が生えた程度です。それで感動してくれるのだからコスパ、最高でしょう。それゆえに私は原了郭のご香煎を中元や歳暮に選び続けているのです。



