昨夜、自宅に来客があり、料理でもてなすことになりました。女性の方なのですが脂身が嫌いなのに肉料理が食べたいという結構面倒なリクエストでした。夜も遅いので簡単にシチューにしようと思ったのですが牛肉って脂が無さすぎるとパサつくし、脂身は嫌いというし難しいなと思ったところ思い出しました。私がかつて整骨院をしていた場所が現在はエスニック料理の食材を売る店になっているのですがそこにバッファローの肉が売っていて「脂身が少ない上にクセがなく食べやすい」と説明されたことです。これをビーフシチューだと言って出しちゃおう、と思い早速購入しました。購入するときに再度確認したら「脂身が少なくてクセがないから日本人、好きだと思うよ」とのことです。さらに「シチューにしてビーフシチューだと言ってもバレないかな」と聞いたら「大丈夫だよ。というよりバッファロー、ほぼ牛やん」って言われて、そりゃそうだな、と思い購入しました。この店は肉は冷凍で売っているのですが、ヤギ、マトンが売れているみたいです。ちなみにマトンとラムの違いは、同じ羊で乳歯の状態がラム、永久歯に生え変わるとマトンとなります。永久歯に生え変わるタイミングで臭くなるのでマトンの方がクセが強いです。ですからミディアムレアーで焼いて塩コショウで食べるのはラム、スパイスで煮込む料理はラムだと存在が薄すぎるのでマトンを使うのがベストです。
バッファローの肉を家でシチューにしました。臭い消しに月桂樹の葉も使い大量の赤ワインを共に圧力鍋で煮込んだら臭みもなく柔らかくなるだろう、と踏んでいたのですが、甘かったです。かなり存在感が強いのと独特の食感があります。クセが無いと言えば無いですが、普段食べている牛肉ではないことは隠しきれてません。それでもルーを入れれば大丈夫かな、と「クレアおばさんのビーフシチュー」のルーを投入したのですがクレアおばさんの力をもってしても微妙な感じでした。最後の抵抗で、初めにシーザーサラダとバターたっぷりのフランスパンで口の中をコーティングさせておいて「お待たせしました。ビーフシチューです。」と出しました。そうしたら好物は後にとっておくタイプの人で肉以外を食べて最後に肉を食べ始めました。イヤな食べ方するな~と思いつつ反応を伺っていたら「いつも食べている牛肉となんか違う気がする。どこの部位?」と聞いてきて「どこの部位?ってバッファローだよ」と思いながら「肩の部分」とか適当に答えておきました。結局ちょっとクセが強くて食べにくいとか言って残してました。やっぱり現地の人の「クセがない」はあてになりませんでした。ただ、この食感と肉の風味、圧力調理時間を15分のところを20分で設定して、トンポーローにしたら豚肉より美味いかもしれません。頭の中で八角の風味とバッファローの肉合わせてみたのですが、豚肉より良いと思います。というわけで余ったバッファローの肉は今夜でもトンポーローにしようと思います。写真みたいになれば良いですが・・・



