夏が終わり今ぐらいの時期になると思い出すのがバス旅行です。実は京都の大学を卒業した後、10年ほど団地に住んでいました。正確に言うと当時付き合っていた彼女が子供と南港の団地に住んでいて、そこに転がり込んでいただけですが(笑)。ちなみに私達が住んでいたのは10階だったのですが、同じ棟の3階はその前に付き合っていた彼女の実家があって、そこのお父さんと飲み友達でした(笑)。結局最後まで「実はおたくの娘さんと以前付き合ってました」とは言えませんでした。話を戻しますが、南港の団地ってイベントが盛んです。そして今ぐらいの時期は日帰りバス旅行が企画されて希望者はよく行っていました。私は仕事も忙しかったので行った事ないですが彼女は子供を連れてよく行ってましたね。行く時はみんな和気あいあいとしているのですが、帰ってくる時はみんなケンカしてました(笑)。「誰があんなところ選んだんだ」なんて揉めてることが多かったです。そりゃ、安い予算でカッコだけつけようとするとそうなります。名前だけ立派なんですよ。行くところで多かったのは天橋立。天橋立のダイワロイヤルホテルで昼食バイキングを食べて帰ってくる、という一見良さそうなのですが、予算が少ないからある意味「特別待遇」なんです。まず、会場はレストランではなく大広間。そして料理は貧乏な南港団地住民のための特別メニューといった感じです。天橋立なのにメニューにカニは一切なし。代わりに鯖の塩焼き、そして肉を焼いた類もなし。代わりにハムとソーセージ、そしてシュウマイ。デザートはフルーツの缶詰みたいなやつ。さらにダイワロイヤルホテルは日帰り入浴が普通は出来るのですが、南港バスツアーの御一行は立ち入り禁止(笑)。それで帰ってくると自治会の連中が「なんであんなところにしたんだ」とケンカしています。まさに「夏の終わりのハーモニー」。そして団地内の居酒屋でケンカの続きと反省会(笑)。そこは私も参加してました。先に紹介した前の彼女のお父さんが自治会長だったのでよく飲みながらなだめてました(笑)。私からすれば、そんな1ヶ月に1回も行こうとするから予算がそうなるんだろ、と思っていましたが南港の住民は何度も行きたいみたいで懲りずにケチなバス旅行を毎回企画してました。そもそもバス旅行と言っても観光バスではないですからね。警察署から検察や裁判所に護送しているマイクロバス、ありますよね。あれですから(笑)。
もう、南港を出て20年位になりますがこの時期になると「アイツ等、また懲りずに安いバス旅行行ってるのかな」と思い出します。ちなみに写真は夏祭り。本当にイベントが盛んでした。



