前回、京都のことをちょっとだけ詳しくは書いたのですが、今回はさらに掘り下げて、京都に住んでた人なら知ってるけど住んだことない人は知らない、京都人と触れ合う機会がある人は知っておいた方が良いことを書いておきます。京都人ってどうでもよいことを結構こだわります。その1つは移動する順序です。例えば四条から三条に行くのを「上がる」、逆に三条から四条に行くのを「下がる」と言うのは知っている人も多いと思いますが、それがそのまま身分の上がる、下がるを意味します。だから四条河原町の高島屋に行こうとするときに東西線使って二条から移動して三条河原町から下がってくるのという移動は身分が下がるのを意味するから嫌がります。京都に住んでいる人もそれが変わったこだわりなのは理解しているので、直接口にすることはありません。しかし内心イラっとしてますので京都に住んでいる人と一緒に移動する時は移動の順番を気を付けましょう。さらに京都駅周辺は観光客が行くところだと考えており、近づくのを嫌がりますのでむやみやたらと京都駅で待ち合わせするのは避けましょう。京都に住んでいる人のメジャーな待ち合わせ場所は三条大橋のところに京都御所に向かって土下座してる銅像があるのですが、そこです(笑)。土下座前集合、と言えば通じます。また、前回鴨川沿いを歩くと良いと言いましたが、それは四条から三条に向かって上がる時だけです。四条より五条方向は石川五右衛門の処刑でも有名ですが、処刑場跡なので嫌がられています。あと、京都に住んでいる人って和食のあっさりしたもの食べてるイメージがあると思います。朝は茶粥で、昼も夜も和食、みたいな(笑)。実際には全然違います。京都に住んでいる人のほとんどは「朝から米なんか食えるか」と思っている人種です。パンとコーヒーが大好きなので和食が好きと勝手に決めつけるのはやめましょう。そして豚骨ラーメンとかこってりしたラーメンが大好きです。昔、「糸ぐるま」という京風ラーメンを謳ったチェーン店が京都以外にあり、麩とか求肥なんかが限りなく透明に近いスープに入った薄味のラーメンを提供してましたが、京都に出店したらブーイングの嵐だったでしょう。京都の人、誰もあんなの食べませんから(笑)。まあだから京都になかったのだと思いますが。最後に地図で見る京都の範囲と京都に住んでいる人が思っている京都の範囲は大きく違います。彼らが思っている京都の外にある京都に行くことはだいぶ嫌がりますので境界線を越えないように気を付けましょう。例えば八坂神社の中に円山公園がありますが、京都に住んでいる人の中では京都はそこで終わりです。円山公園を超えようとしないようにしましょう。特に山科、伏見は京都じゃないと思われてますので安易にその名前を出したり行こうとすると機嫌が悪くなりますので気を付けましょう。
どうでしょうか。住んでいた人は「そう、そう」と思い出したと思いますが、言われなければ一生知らないままでしょう。京都に住んでいる人は内心こんな感じなのですが変わった習慣のため口には出しません。だから口に出さないけどこちらが察してあげることが重要になってきます。もしも京都在住の人とお付き合いしてるなんて人がいたら、京都駅で待ち合わせして山陰本線で二条に移動してそこから東西線で京都市役所前に移動して、ホテルオークラでランチ食べて、四条に下りて錦市場を散策して八坂神社の円山公園の奥まで行って、伏見の酒蔵を見学した後に京都駅の駅ビルの中で懐石のディナー、なんてコースはやめましょう。一見良さそうですが完璧に嫌われます(笑)。



